茨城県北クリエイティブプロジェクト

県北地域に、鉄のモノづくりネットワークをつくりたい。そのための、PRツールを制作。

クリエイターやクリエイティブ企業のみなさんに、具体的な仕事を通じて、茨城県北地域に関わるきっかけをコーディネートする『きっかけワーク』。今回は、情報を整理する思考力、伝わるデザイン力、それらを組み合わせる編集力が求められるものになっています。


産業都市、日立。日立製作所の企業城下町であるこの街において、ひときわ異彩を放つ会社があります。それが、相鐡株式会社(以下、相鐡)です。創業54年、鉄を切ったり曲げたりする鋼材加工を主な仕事としています。

相鐡が異彩を放つ理由に、ユニークな組織運営の考え方があります。それは、社員をアスリートとし、工場をアスリートが活躍するスタジアムとする。そんな斬新なアイディアは、会社内のサインや社員の制服、はたまたロッカールームに見立てた控え室(詳しくはHPをご覧下さい)にいたるまで、デザインとして表されています。それは、重工業の業界において、誰も思い付かない、もしくは思い付いたとしても実行できないものだと思います。しかし、ただ斬新なだけでなく、仕事の捉え方に変革をもたらし、働き手の意識を変える本質的な取り組みにも思えます。

▼社長の三村泰洋さん。その人柄は、とても魅力的です。

そして近年、相鐡が力を入れているのが「図面丸ごと受注」という仕事受注の形。これは従来、図面に記載されている完成品の一部を鋼材加工して納品するだけであったところを、図面を丸ごと預かり、パートナー会社と分担して製造を行い、完成品を納品するという一連の流れのもの。


▼手前のが一部だけが記載された図面。奥は完成品が丸ごと記載された図面。

そこで、今回のきっかけワークでは、今後『図面丸ごと受注』の案件を増やすため、県北地域内で協業ができるパートナー企業を増やしていきたいとの意向を受け、『図面丸ごと受注』の意義やビジョンが伝わるようなB to B向けのPRツールを制作できるクリエイターを募集します。

募集にあたり、実際に『図面丸ごと受注』の仕事フローを、相鐡の営業部に所属する、圷さんに案内してもらいました。

▼設計の経験を経て、営業部に所属している圷喬史(あくつたかし)さん

圷さんはまず、営業担当として受注元のお客さんから詳細をヒアリングし、図面の全体を把握します。相鐡では、鋼材を切ったり曲げたりするのが主な担当になりますので、それ以外の加工等の工程はパートナー企業さんに相鐡から依頼をすることになります。

今回、同じ県北地域は北茨城にある神永工業株式会社(以下神永工業)にお邪魔しました。実際に現在『図面丸ごと受注』のパートナー企業として協業をしています。神永工業は溶接加工を担当しています。

もともとは、相鐡にとって神永工業は鋼材を納品するお客さんでした。その窓口だったのが、営業担当の圷さん。しかし、ただ材料を納品するだけでなく、互いの仕事の質を高めるべく一歩踏み込んだコミニケーションを取り続けてきた結果、信頼関係が生まれ協業に至りました。

▼神永工業の工藤さんと圷さん。

「(『図面丸ごと受注』について)材料屋さんが仕事持ってきてくれるの?という感じで、今までにない形ですよね。うちにとっても新しいお客さんが増えますし、ありがたいことです」と、神永工業の工藤さん。

「いつも、工藤さんに色々と教わっているんです。自分は設計もしてきましたが、やっぱり細かい部分は、実際に情熱を持って現場で仕事されている工藤さんのような方に聞かないと分からないことも多いです」と、圷さん。

前述したように、今回のきっかけワークは、『図面丸ごと受注』において協業するパートナー企業を県北地域に増やすためのPRツールの制作になります。よってB to Bの内容になります。また、新たな取り組みのため、根本的な議論やそれに基づき、印刷物なのか、はたまたWEBなのか、そうした制作媒体の選定を考える必要があります。ただ、県北地域に鉄のモノづくりネットワークを構想するこの取り組みは、実現すれば大きな意義があるように思います。我こそは、という方のご応募をお待ちしております。

茨城県北でクリエイティブに生きていく”きっかけワーク”Vol.06
【内容】相鐡株式会社「図面丸ごと受注」のPRツール制作(BtoBの内容)

※PRツールの選定から一緒に考え、それに応じてディレクションと制作ができるクリエイターの方が好ましいです。

【事業地域】日立市

【報酬】要調整

【募集期間】2018年12月末まで

【求められるスキル等】

情報の整理と構築をデザインに落とし込めること

【注意事項】※必ず事前にお読みください

・案件が成立するまでの、現地までの交通費等はご負担ください。

 

 

Topへ