茨城県北クリエイティブプロジェクト

ケンポククリエイターの本音|仕事編

本ウェブサイトでは、これまで茨城県北地域にあるクリエイティブなひと・もの・ことを記事で紹介してきました。様々な書き手による、様々な視点や切り口によって、この地域の新たな側面、そして眠っていた価値や可能性の発掘を行ってきました。しかし実際のところ、茨城県北地域(通称:ケンポク)ってどうなの?クリエイターが仕事できるの?移住できるの?そういった単刀直入な声にもお答えすべく、現在ケンポクで精力的に活動をしているクリエイターの方々に“本音で”アンケートに答えていただきました。今回の記事では、仕事編と題して、このケンポクに拠点を持って活動をしていたり、定期的にケンポクで仕事をしている三名のクリエイターの本音アンケートを掲載します。移住編はコチラから。

寺門 常幸さん(コピーライター)

コピーライター。1986年生。茨城県・那珂市出身。國學院大学・経済学部卒。大学卒業後、広告会社で約10年間、コピーライターとして活動。数々の大手メーカーの広告企画、コンセプト設計、コピーライティングに携わる。ヒアリングや取材を通して、人や企業の課題を見つけ出し、言語化することを得意とする。趣味は野球観戦、釣り、サウナ。【受賞歴】2013年 読売新聞広告賞 協賛企業賞受賞 2016年 全国カタログ展 一般商品部門 銀賞/日本製紙連合会賞 受賞

 Q:キャリアの変遷と現在のお仕事の内容を教えてください。

2009年に都内の大学を卒業後に、都内の広告会社にコピーライターとして就職しました。20代で3社渡り歩き、その後、コピーライターとして独立。地元茨城でも、自分のスキルを活かした仕事をしてみたいと思案していたときに、「茨城県北クリエイティブプロジェクト」のサイトをみつけ、「きっかけワーク」に応募し、まるみつ旅館さんとお仕事をさせて頂けるようになりました。現在の仕事は、コピーライターや編集者という肩書きがメインで、具体的には、企業の広告物を、デザイナーとともに企画をしたり、コピーライティングをしたり、取材やヒアリングをして企業の課題をみつけたり、悩みを聞かせて頂いて、文章化するのが仕事です。

Q:茨城県北地域でいちばん最初に発生したお仕事、そのきっかけと内容について、詳細も含めて教えてください。またその仕事を終えて、クライアントさんの反応と、ご自身の感想も教えてください。

字のごとく「きっかけワーク」がキッカケでした。まるみつ旅館さんのお仕事を紹介して頂きました。「あん肝同盟」というアンコウの中でもあん肝好きが集まるWEBサイトを作り、LINE@の会員を増やしたいというご依頼でした。「良いものができた」と喜んで下さいました。またその後も、たびたび、まるみつ旅館さんからは、商品のキャッチコピーや、宣伝文、告知文など、言葉周りのお仕事をご依頼頂けているので、本当に有難いです。

Q:おおよそで構いませんので、現在の収入の内訳も教えていただけますでしょうか?

企業の広告出稿にともなう、企画・コピーライティング 40%、企業のWEBメディアの編集業務30%、アーティストさんのサポート業務30%です。

Q:ご自身が県北地域でクリエイティブなお仕事ができている要因を、自己分析で構いませんので教えてください。

「言葉のプロ」はまだまだ地域には少ないのかなという印象です。誰でも書けるからこそ、誰にも書けないものを生み出した時の価値は、地域関係なく大きいのかなと考えています。ただ、まだまだ「県北地域でお仕事できている!」と自信を持って言える段階ではないなと自己分析します。

Q:今後、やってみたい案件やお仕事がありましたら、その理由も含めて教えてください。

茨城県で活躍される企業さまの課題や悩みをお聞きし、その解決のお手伝いができればと考えています。企業が盛り上がれば、今以上に茨城全体も活き活きするはず。


寺門 常幸さん情報
Instagram > 365_SKETCH_DIARY
お問い合わせ先 > terakitsune0212@gmail.com / 090-6948-5785


 

松田 祐光さん(株式会社生空感・一級建築士)

1966. 東京都生まれ
1989. 日本大学生産工学部建築工学科卒業(山口廣研究室)
1993. ユネスコ世界遺産ルンビニ園 日本寺院建設参画
1994. 松田ゆうこう建築研究所設立
1996. 筑波研究学園専門学校非常勤講師(~2012)
2004. 生空感建築研究所に改称
2007. 株式会社生空感設立
2010. 生空感建築研究所法人化のため組織変更
血液型:B型
資格.:一級建築士,CASBEE建築評価員,CASBEE戸建建築評価員,住宅性能表示制度評価員,震災建築物の被災度区分判定・復旧技術者,茨城県木造住宅耐震診断士, 茨城県住宅耐震・リフォームアドバイザー
所属.:茨城建築士事務所協会,茨城建築士会
住歴.:目黒→成城→つくば→習志野→つくば→市原→牛久→つくば→カトマンズ→ルンビニ→つくば→つくばみらい

 Q:キャリアの変遷と現在のお仕事の内容を教えてください。

建築=新築として設計をしてきましたが、マーケットが新築から既存マーケットに大きく変化を始めたこの時代において、暮らしの質的向上を目指す新しい価値が主流になるべきと考えています。生活美をなす形あるモノの姿が町の残景と現景にあらしむることで、むかしといまをみらいへとつないでいけるような・・・そんなものづくりをしていきたいと思っています。

Q:茨城県北地域でいちばん最初に発生したお仕事、そのきっかけと内容について、詳細も含めて教えてください。またその仕事を終えて、クライアントさんの反応と、ご自身の感想も教えてください。

茨城県北地域で最初のお仕事は、日立市小木津に建設した美容室(店舗)併用専用住宅の設計・監理でした。クライアントとの出会いは、建築家住宅を建てている日立市にある株式会社いえつなぎの建築家マッチングサービスで出会いました。いえつなぎは、茨城県北地域を中心に建築家と建てる注文住宅の工務店です。クライアントがどのような土地にどういった建造物を作りたいのかをヒアリングし、その内容を基に設計図の作成をおこなっていきます。いわば「土地の中の建物のレイアウトを考える」そんな仕事です。1つの案件の全過程で1年~1.5年をかけて進めていくことになるので大変なこともありますが、何もなかった場所に思い描いた通りに建設された時の達成感は非常に大きかったと思います。

Q:おおよそで構いませんので、現在の収入の内訳も教えていただけますでしょうか?

自社設計・監理(50%)他社プロジェクト設計(40%)既存住宅状況調査・耐震診断調査(10%)です。

Q:ご自身が県北地域でクリエイティブなお仕事ができている要因を、自己分析で構いませんので教えてください。

提案するデザイン、間取りが気に入られているということが要因であることは事実だと思いますが、何よりも私自身、自然豊かな里山と里海に囲まれた茨城県ケンポクエリアが大好きだということにつきると思います。

Q:今後、やってみたい案件やお仕事がありましたら、その理由も含めて教えてください。

茨城県北エリアの高萩市・北茨城市・常陸太田市・常陸大宮市・大子町の5つの点をデザインでつなぐことをコンセプトとして.5(テンファイブ)というブランド事業を考えています。


松田 祐光さん情報
HP > http://seikookan.jp/
Facebook >  株式会社生空感
Instagram > yukoarch
お問い合わせ先 > sugiyama@seikookan.sakura.ne.jp / 0297-44-4472


 

鈴木 潤さん(インクデザイン合同会社・デザイナー)

インクデザイン合同会社 / わたしたちは既成概念にとらわれずPUNKな思想で世の中をクリエイティブの力でよりよく進めていきます。デザインの力で経営や経済を活性化させるとともに、多様な働き方を実現します。また、デザインの力で地方の魅力・活力を顕在化し、暮らしやすい・働きやすい地域に貢献します。各種デザイン、ブランディング、メディア運営等

 Q:キャリアの変遷と現在のお仕事の内容を教えてください。

2013年創業。2017年より代表鈴木の生まれ故郷、茨城県日立市にオフィスを構え、県内での事業を始めました。現在は日立市内に限らず、茨城県内の企業や自治体の仕事を行っています。デザインとして形にするだけでなく、企画から取材等スタートから関わることが多いです。デザインの仕事の他にも、茨城県のクリエイターをむずび付けるコミュニティの形成や、県内の求人メディアの展開など、地方でのクリエイティブによる課題解決をテーマに活動しています。

Q:茨城県北地域でいちばん最初に発生したお仕事、そのきっかけと内容について、詳細も含めて教えてください。またその仕事を終えて、クライアントさんの反応と、ご自身の感想も教えてください。

知人が開催した飲み会で経営者の方と知り合いになったのが、きっかけだったと思います。納品後は喜んでいただけました。

Q:おおよそで構いませんので、現在の収入の内訳も教えていただけますでしょうか?

紙:45%、Web45%、その他:10%です。

Q:ご自身が県北地域でクリエイティブなお仕事ができている要因を、自己分析で構いませんので教えてください。

人の縁につきます。

Q:今後、やってみたい案件やお仕事がありましたら、その理由も含めて教えてください。

県内の企業ブランディング、メディア運営等です。


鈴木 潤さん情報
HP > https://incdesign.jp
お問い合わせ先 > https://incdesign.jp


併せて、ケンポククリエイターの本音|移住編もお読みください。

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